こんにちは。ドラゴンフライの田中です!
暑い日が続いていますが、みなさま体調など崩してはいないでしょうか。
広島に原爆が投下されてから77年の年月がたちましたね。
記者時代は平和記念式典の取材に携わったため、この日を特別な思いで迎えています。
8月6日の広島の朝はとても早いんです。
式典が始まる前の静かな環境の中でお参りをするため、多くの人が午前3時前から平和記念公園に足を運び、死者を弔うために手を合わせます。
被爆者の取材では、たくさんの人がむごい戦争の記憶を話してくださいました。
「二度と自分たちと同じ思いをさせたくない」。
思い出すのも嫌な惨状を語ってくださったのは、そんな思いからでした。
私たちにできることは、戦争の記憶を後世に紡ぎ伝えること。
8月には娘に絵本を読み聞かせるなどして、戦争のことを伝えています。
日本の終戦から77年がたった今も世界では戦争が起き、罪のないの人々が国を追われ、家族や大切な人を失っています。
人を殺したら罪になるのに、どうして戦争では人を殺してもゆるされるの?
最近、娘に聞かれたことです。
大人たちがこの問いかけにきちんと向き合うことができていたのであれば、戦争は起きないのかもしれません。
今月の作文は〝平和〟がテーマです。
この機会に親子で、平和について考えてみるのはいかがでしょうか。